仏果山(ぶっかさん)


登山日 2002,04,28(日)
標 高  747m
天 気  晴れ

室町時代の始め、正住寺を開山した天鑑存円上人(仏果禅師)が座禅修行をした山と伝えられ、名前の由来となった。現在山頂には石仏が祭られるだけだが、座禅をしたという座禅石は仏果沢に落下し、採石場脇にあるという。

GWが始まったばかりの日曜日、主人もどうにか休めると言う事なので急遽仏果山に行く事にした。
できるだけ近場で、渋滞の無い所を探して此処に決めた。

何時もより遅く、7時半にお弁当も作らないで出発した。
あまりの天気の良さを予感して、主婦の立場を忘れることが出来ず布団を干してしまった。

途中コンビニでおにぎりを買って、パンを買って・・・。


半原の馬渡から細野を通って、経ヶ岳と仏果山の間にある半原越に出て
仏果山に登る。

通常のコースは撚糸組合前のバス停からホタルの里を通過して登山口に出るらしい。

半原からのルートは「関東ふれあいの道」として整備されている。


経ヶ岳方面と仏果山方面に分れる。ここに駐車できるスペースあり。
今日は一台の車だけ止まっていた。





階段を登りだして間もなく、入り口がある。
此処の入り口は、きちんと開け閉めをして入る。

この様な入り口が2つあり、それをくぐってやっと山歩きのスタートです。

ウグイスの賑やかな声で、大歓迎される。
うれしいな~~。「ほーほけっきょ・・」

歩き出すと、なんと風の冷たい事か・・。今日は寒いのかな~などと話しながら登っていく。木々の間からは、江ノ島も見えていた。



登りが続き、丸太の階段が多い。

鹿避けのフェンスが張ってある所がたくさんある。
そうかと言っても鹿は見当たらない、もしかしたら猿も発見できるかと思ったけれど、何も遭遇できなかった。


この山は、アセビの花が綺麗に咲くそうだが、今年は殆ど終わってしまっている。

山岳修行者の話なども山道の途中には掲げてある。

木々の間から、相模原方面もはっきりと見え今日の天気は最高でした。




初めての花(?)発見・・・ギンリョウソウ(別名・・ユウレイタケ)
チョット不気味な感じ・・ジメジメした落ち葉の上にたくさん咲いていた。

このガラスのような目のような・・・なんでしょうか??

40分近く歩くと、ベンチがありノンビリと休めるのもうれしいものです。今日は時間も早くなかったけど、
人に逢う事もなく自分たちのペースを少し抑えて、ノンビリ歩きました。

急登が何ヶ所か過ぎ、道幅も狭かったり、岩場があったり、トラロープがあったりと・・・
結構スリルがあったりして、楽しく進めました。

コース的には1時間20分くらいだと思いますが、今日は山頂には10時着で、1時間40分かかりました。
山頂には素晴らしく立派な見晴台がありました、これが無いと全く展望無しです。
見晴台から見る景色は素晴らしいものでした。

宮ケ瀬ダムも今は水がいっぱいです、私はこのダムが作られたばかりの時に見に来ただけだったので・・随分変わりました。
とても綺麗な景色になりました。


山頂にはふれあいの村野外センターから登ってきた人たちが何人か居ました。
とってもノンビリして、楽しい山でした。



新緑が一番いい季節で、汗もあまりかかずに森林浴もいっぱい出来て、フルパワー充電出来た気がします。