霧訪山(1305m)〜大芝山(1210m)

4月30日(土)

曇り・晴れ


山ノ神自然園(7.50)→登山口(8.15)→山頂(9.35)大休憩→ブナのわかれ(10.05)→大芝山(10.50)→洞が峰→駐車場(12.35)


GWも始まりましたねー

例年の事ながら、我が家はとりたてて予定もないままのGWです。

最近の私は 出かけることが億劫になってるこの頃ですが
「これじゃいけないかも」・・と自分を奮い立たせて(笑)昨日はいつもの、陣馬山から高尾山を歩いてきました。

高尾山から帰った夜に隊長が「霧訪山に行こうか」と誘われた・・。
折角誘われたので行く事にしました。。

朝5時に出発

高速のSAから見た甲斐駒ケ岳
今年は晴れてる甲斐駒も行ってみたいな・。


中央高速も渋滞もなくスムーズに塩尻ICから山の神自然園に着いたのは7時40分頃。
ここに来るまで一寸迷いました。
運動公園なる物を目印にきましたがよく解らず、塩尻中学校を探してきました。
わが車には「ナビ」を付けない主義なので少し苦労しますが
それも道を覚えるのにいいのです・・。

駐車場にはすでに数台の車が停まってる。
空いたスペースに駐車してトイレを済ませてゆっくりスタート・(それ程大きな駐車場ではないけど、トイレがあるのがいいですね。)



山ノ神自然園から更に先に進んで登山口近くの駐車場まで行く事もできるようです。

奥に祠のある鳥居を過ぎてから

自然園から車道を歩くと、こんな池が現れます・たまらずの池 駐車場から20分位で登山口に着きます・。ここからいよいよ始まるよ。。


ネコノメソウ

予報は良いはずだったのに、なんだかスッキリしない空模様です・・。

まだまだこの辺りは春遠しでしょうか、木々の芽吹きもまだ早い気がします。

ジグザグにおれた、赤松林の登山道を進んでいく。
昨日の疲れはまだ残ってるのかも・少し辛いかな・それでもひたすら下を向いて登って行くと
突然顔を上げた目に飛び込んできたのは、白い可憐な花でした。

もくれん?コブシ?・・
家に帰ってから調べてみると「タムシバ」というらしい。初めて聞いた名前だったけど

別名を「ニオイコブシ」といい、花には芳香がある。早春に白い6弁花を葉に先立って咲かせる。他に「カムシバ」という別名もある。

こちらは「噛む柴」で、葉を噛むとキシリトールのような甘味がするためにこの名前がついた。

これが転じて「タムシバ」となったといわれる。(ウィキ)

花に香りが・・だったら嗅いで見ればよかったな・・
噛むとキシリトールの味が・・だったら噛んで見ればよかったな・・

それがとても可愛い花で、木々の間に見事に真っ白に咲いていて
感動するくらい。

この山に向かって車を走られてる時、この白い色が雪が残ってると勘違いした位に白かったのです。

大きな鉄塔を過ぎて行くと塩尻の町が見えます・。





こんなに緩やかな登りも。
そしてこの先にはやっと可憐な花がお出ましです・。

大芝山との分岐(ブナの分れ)から右に進むと男坂 女坂が現れる。



滑り落ちそうな男坂は勿論スルーして女坂に進む。
男坂の直登よりも女坂のなだらかな登りのほうがたくさんのカタクリが見れますよ。

あちらにもこちらにも可愛いカタクリが・・

 

この森が一面にカタクリの花を咲かせたら素晴らしいでしょうね・そんな事を言いながらも中々前には進みません。
疲れも忘れ、花を捜しては撮影会です・。



それでも先に進まなくては・・男坂と女坂が合流すると間もなく山頂です。



    

それ程広くない山頂は数人の人達が休んでいました。

ロープが張られて、オキナ草が保護されていましたが
どうなんでしょう・・この僅かな花達は頑張って絶滅しないようにそんな気持ちになるような花数でした。

  




う〜ん、山頂からの展望はちょっと残念!


まだランチには早いので・先に進みます・。
男坂の急坂を下り、大芝山との分岐(ブナの分れ)から大芝山に向かいます。
こちらのルートの方がカタクリがたくさん見られるとかで・・

まだまだ満開にはなっていないようでしたが、それでもあちらこちらと可愛い花を咲かせています。

踏まれそうな場所に必死で咲いていたり、もうすでに踏まれてしまって茎が折れていたりするカタクリを見て・
頑張れ・・と思う気持ちでした。

霧訪山を目指して登ってくる時に、囲ってあったイワウチワを見て
出会った女性の方は踏まれてしまってもそれが自然だからこんなに囲いはしないほうが私はいいと思うとと言っていましたが・・。

この先の洞ノ峰までずっと咲いてましたよ・でもこれからまだまだ先まで見れそうです・。





 



ヤマエンゴサク、ヒゲネワチガイソウなどなど・・ニリンソウはまだ早かったようでした。



大芝山から洞ノ峰へ

この辺りで後から来た「ひらさん」にお会いしました。



ひらさんと一緒に、ひたすら下ります・。
健脚のひらさんについていくのは大変。。
先に行って頂いて・・

この辺りもあのタムシバがたくさん咲いてます・・。



ぐんぐん下って行くこの登山道はとても登りに使えませんね。。
急すぎです・下りでもきつい!


林道に出ると・・道間違いしてしまったようです、右に進むべき道を左に進み・・
「ん??」これ登ってるぞ・・と隊長が・・
慌てて戻り逆に進んだようでした、そこから進むと山の神社がありました。
「今日も無事に戻ってきました」のお礼を言って・・。

20分のロスタイムでやっと駐車場に着きました。。

駐車場にひらさんが休んでいて・・名刺を戴いて
「ん?ひらさん聞いた事あるぞ・・」・・家に帰って調べたら
なんと皆さんのお友達でした。。


また何処かでお会いしたいですね・・。

ありがとうございました。




      山域別リスト