北穂高岳(3106m)

2005.08/7.8.9

1日目
上高地バスターミナル(8時)横尾山荘(10時30分)涸沢小屋(1時40分)泊

2日目
涸沢小屋(4時20分)~北穂高山頂(6時40分)~(7時20分)~涸沢小屋(9時5分)~河童橋(2時30分)



いよいよ夏休みに突入
今年は北穂高岳にトライする予定だったが、158号線が土砂災害で通行止めとの事
諦めて別の山を探している矢先に、通行止め解除との知らせが・・
それでは・・と予定通りの実行です。

8月7日、早朝(3時30分)自宅発
今まで何度か上高地に行った時は、前の晩から沢渡の駐車場で仮眠をとっていた。
しかし車の中で寝る事が殆ど出来ずに、翌日はスッキリしないまま歩き出すという感じだった。
それが何とも辛くて、そのまま慣れない小屋でぐっすり寝れないなんて事になると
最悪状態になるのを経験して、先週の唐松岳からバスの時間に間に合うように到着した方が良いのでは・・
そう言う結論になって、前日9時就寝、翌3時30分出発する事にした。

高速道路は順調に進み、沢渡手前の崩落事故の無惨な姿の土砂崩れを見て
よく回復できたなーなんて感心しながら通過。

決まって駐車する場所は「沢渡上」の駐車場。
残る1台のスペースに車を滑り込ませて準備をしてると、まもなく上高地行きのバスが来た。

8時に上高地バスターミナルに到着。
登山者カードを出して、いよいよスタートです。

2度目の涸沢。
相変わらず河童橋にはたくさんの観光客。
相変わらず水の綺麗さは天下一品ですねー


明神、徳沢、横尾と進んでいく。
日曜日の今日は、自分の目的を果たして満足化の大勢の老若男女登山者達が
大きなザックを背負ってバスターミナルに向かって行く。

逆に歩いている人達はあまりいないかも・・もしかしたら小屋も空いてるかな。。。
そんな中に目立ったのは、幼稚園位か、小学校低学年の子供達がリュックを背負った
ファミリー登山の人達が随分目立ちました。


時間を少し短縮して、10時30分横尾着。
日陰を探してゆっくり休む・・暑いなー
今のところ、雨、雷の心配はなさそうだが早めに小屋に着けるに越した事はない。

本谷橋で昼食。
冷たい水にペットボトルを冷やして、飲む、結構よく冷える。
もう一つの麦茶のペットボトルは二日前から冷凍して来たが、
これがまだ氷がしっかり残っていてとても美味しい。
あまりの暑さにおにぎりが一個しか食べれない。

45分間の休憩で、ここからいよいよ涸沢小屋を目指して登りが始まる。

初めて訪れた4年前の、紅葉の時期の涸沢は人の流れがずっと続き
初めての小屋泊まりを経験する心細さ、いろんな感情で遠かったし辛かった。
あの時は苦しかったなーなんて思いながら進んでいく。
私は登りは、どんな坂でも登り始めた途端に大ブレーキになって
急にスローペースになる。
あの時休んだ場所を思い出して、同じ場所で休憩。

涸沢は近いぞ!!
見上げるとこの辺りから素晴らしい景色が・・・



やっと涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐。
ヒュッテ方向はキレイに作られた雪の階段を上っていく、


前回はヒュッテにお世話になったので、今回は涸沢小屋に替えてみた。
何しろ北穂に向かうなら涸沢小屋が少しでも近いから・・。
木々の間を過ぎ、色とりどりのテントが並ぶぬって行くのだが


小屋は見えるがこれがなかなか遠い・・。
ここらで一発気合いを入れ直して黙々と進む・・
この辺りでポツポツと雨が落ちてきた。
どうやら雨具を使わずに小屋到着。1時40分。



「お疲れ様」の言葉を頂き、宿泊手続き。
今日は混んでいないってよ~~~♪
私達の部屋は2段の蚕だながある部屋の定員24名の所 総勢6名。
こんなガラガラの小屋泊まり初めてでーす。
何処に寝ても良いよ・・って男性の言葉に下に寝る事にした。
下に4名、上に2名・・・ノビノビです(= ̄m ̄)

その頃から遠くで雷が鳴り出したり、雨が強くなってきたり・・。
雷の音が止んでからはすごい豪雨になってきました。
5時に夕食。
今夜は魚の煮付け


その後はする事もなく早々と寝てしまった。
2時間位寝たら目が覚めてしまった。まだ8時・・
表に出ると見事な星空・・しばらくボーっと眺めながら明日は天気良いかも・・と信じて又布団に戻った。
(小屋に書いてある予報はあまり良くなかった)




二日目に続く


           山域別リスト

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