楽しさたっぷり裏妙義

10月24〜25日
一日目    国民宿舎裏妙義…丁須ノ頭…赤岩…烏帽子岩…三方境…国民宿舎(休憩含め6時間半)


上毛三山のひとつ、妙義山。
白雲山、、金洞山(1104m)、金鶏山を含む表妙義、
中木川左岸の山塊(丁須岩、赤岩、烏帽子岩、そして最高峰の谷急山)を裏妙義と呼ぶ。
それらを含めて妙義山と呼ばれている。

標高が1000mを僅かに超える妙義山だが
もっともっと大きな山に見える。
堂々とした風格に近寄りがたいものさえ感じる。。
そして素人なんかにはとても取り付く相手ではない事を実感するのだ。

今回の山行は
「裏妙義」reiさんからのお誘い。。
勿論「OK」。

reiさんの計画は一日目妙義神社から「中間道」石門巡り
二日目に裏妙義の予定を練ってくれた。

前日まで初日は晴れマークのみの予報
これならどう転んでも雨にはならないだろうと思ったのが大間違い。。
流石に最近の気象庁は油断が出来ない・・。

朝自宅から出発した時ラジオから流れた天気予報は曇りで晴れないとの事。
一瞬耳を疑っちゃいました。
やはり雨女か????

まぁ〜それでも何とかなるかと思っても見上げる空は厚い雲・・。


私達は松井田妙義ICで降り、reiさんとは9時35分過ぎに松井田駅で合流。
そして初日は裏妙義に行く事にした・


「国民宿舎 裏妙義」の駐車場に車を置かせていただいて10時過ぎに出発。



以前は国民宿舎の左手から登るらしかったが今は標識に従って
右の登山道に入る・

いくつかの小さな沢はすっかり水も枯れてそこを渡る。

それを過ぎると大きな岩に囲まれながら登っていく・・。




この時期とは思えないように緑が綺麗です・・。まるで新緑。


鎖が続く話は聞いていたがまもなく最初の鎖が現れた・・。


お日様もわずかな光を発してるが
厚く敷き詰めた雲は多分とれないまま一日が過ぎそうだ。。。


そこを過ぎるとペンキの印を探したりしながら歩く。
あまり人が多く歩かない所なのか消えかけたペンキも多い。

枯葉を踏みながら歩いていくと
何とか色づいた葉もあちらこちらに・・いよいよ秋が・・・



大きな岩の間を下ばかり見ながら歩いてると「どっちだ」??
後ろからreiさんが
「右がいいよ、左がいいよ」と教えてくれる・・・・。





そしてルンゼの長い鎖を登ると横川からとの合流の稜線に出る。
そして岩をまくと丁須の頭に出る。




丁須岩の登り
ここを登りきると丁須岩に着きます・。
先客のご夫婦に出会う。

今日は人が少ないのか普段からこんな感じなのか
静かな山歩きができてうれしい・・

ここでランチです〜〜♪
reiさんから頂いた松茸ご飯のおむすびを頂いちゃいましたが・・・写真撮影を忘れちゃいました。
ごちそうさまでした・・

丁須の頭からの大パノラマは見事らしいが・・
今日は残念!
また来てねーって言われたのかも・・・
 

reiさんはスタスタと登っちゃってました。


reiさんからもこの丁須の岩の頂上はとても無理そう危険が多いので無理だとのなので
肩まで上って記念撮影です・・。



ここから鎖を使って降り先に進む・・
ちょっと登った所がさっきの岩が見える絶景ポイント・・。

先ほどのご夫婦のご主人がモデルでした・・


あの頂上もいずれ落ちちゃうのかな・・・

見た目は登れそうでしょう・・鎖もあるんだけど
でも降りるときがロープがないと危ないらしいですから簡単に登らないようにね!





いつ見ても遠くにスッキリしない妙義山・・
この山を見ながらあの「ぴかごろうさん」の話も出ましたよ。
無事で本当によかったと今更ながら思いました。


少し撮影会をして鎖で下って先に進むと突然道が・・・
reiさんが「アレッ・・ここだったかな??もっと先だと思っていた・・」といったのは
チムニーでした。
チムニーとは人が全身を入れられる程度の幅をもち上下方向に走る岩壁上の割れ目のこと。『ウィキペディア』


下から男性二人がロープで確保されながら上ってきた道を
私はreiさんに守ってもらいながら下ります・・。

上から見ると完全に切れ落ちていて・どうなることか・・
それでも「ロープで確保してあるからmilkさん安心して大丈夫だよ」そういわれて

なんだか楽しく、ちょっとビビって下りました。

夫は大丈夫といって先に下りしたから誘導です・・。
まぁ〜皆さんにお世話になっちゃいましたが・
とっても楽しかったです。。


ここでreiさんの命綱が助けてくれる・・。

「milkさんは必要じゃないかもしれないけど気持ちがらくだから・・・って」
上でreiさんがロープを持って支えてもらいました。。

約20mの鎖といわれてる。。
幅が狭い為に背中のザックが邪魔かと思われたが逆に寄りかかってゆっくり下る手伝いをしてくれる・・。
  
上は私・・時間をかけて下ります・・
途中ポケットに入れた水ガ落ちちゃいました・・
そして足もズルッと滑っちゃいました。

下はreiさん・・あっという間に下に着いちゃいました。

写真はボケちゃってごめんなさい・・。




ここが一番の危険地帯でした。。。
でも楽しくもあって初めての経験はちょっと感動も満足も・・たくさんの思い出に。。。

ここを過ぎると落ち葉の中での穏やかな樹林帯。

少し過ぎるとそれからが赤岩の基部

岩に平行についている何箇所かの鎖場

落ちないかと思う渡り板。








足の置く場所も見つからないような横ばいだが何処か足がかりがあって
滑る事もなく安心して歩ける。

見上げる赤岩
赤岩まいて




烏帽子岩もまいていくと






 
                                             モアイ像かも・・
面白い石、岩がたくさんあり・・なぜこんな形に・・と思う

妙義山てとても魅力一杯の山です・・。

reiさんはこのあたりもう6度目ですって・・。
表妙義も登ったし・・又登りたいと言ってました。

milkさん私が好きな山って解ってもらえた??
そう聞くreiさんに夫は又来たいって答えていました。

私達にとっても好きな山リストに入っちゃいました。


先程歩いてきた丁須の頭が遠くに見えて・・・

ここを過ぎると三方境までは樹林帯の尾根を下ります・・
意外に長い・・そして枯葉がすべりとても歩きにくい。。
やっと到着三方境。


ここから国民宿舎までひたすら下ります・・。



今夜の宿は「常盤館」下仁田まで戻り泊まった宿は文句なしの最高でした。
豪華絢爛、豪華食事と言うものは全く無いけど
なかなか歴史のある宿で、家族的なサービス、行き届いた清潔さ、美味しい食事・・
それなのにリーズナブルの8400円(1泊2食)
又行きたくなるような宿でした。。

さすがに下仁田・こんにゃく料理がとても自慢のお宿でした。


今までこういう山行は経験無かったので、こんな感じでしっかりした宿に泊まっていく山もいいものだと思いました。

二日目の中間道へ

ゆっくり昨日の疲れをとって・・といってももう始まった腕の筋肉痛・・

朝から雨なら今日はそのまま帰ろうと言うことになっていたのだが
何となく降らないかも・・と勝手に思いこんで
9時妙義神社から中間道を歩き始める・・。


こちらからだとぐんぐんと登っていく感じで
逆からのコースを選んでる人が大勢いました。

それにしても雨は強くなり汗をかいた身体は急に冷えたりして・・




凄く大きな岩やこんな石やあんな石や・・・
実に面白い。。


これが大砲石


これが有名な石門

ここからまもなく中之岳神社・・

二日間の山行・・思いで一杯でした。
又必ず行くつもり・・








やはりこのシーズンがいいですねー

今度こそは晴れた日に必ず行きたい・・・

今回のレポートは鎖場で自分が楽しみすぎちゃってあまり覚えていないのです・・
次に行った時はきっと立派なレポートにしますから・・ごめんなさ〜い!!




           山域別リスト