三方分山さんぽうぶんさん(1422m)

県営精進湖駐車場~パノラマ台入り口~分岐~パノラマ台~分岐~精進峠~三方分山
~精進峠~山田屋ホテル~駐車場(休憩含み4時間)



金曜日の新聞で、これから岩崎元郎さんが「縦走登山」の楽しみ方を何度か紹介するらしい。
第1回目が「三方分山」だった。
聞いた事のない変わった名前だったので、一寸興味あり・・ネットで調べると結構一般的な山なのかな?
岩崎さんお勧めは、女坂峠~精進峠~パノラマ台~烏帽子岳~本栖湖に縦走するコースもあった。
いつものように私達は車なので、本栖湖までの縦走は残念ながらできません。

自宅を6時前に出て相模湖から中央高速に乗る。
津久井・相模湖あたりも立派に色が付いていた。
なかなか綺麗だ・・。

河口湖ICに着いたのは7時20分。
3連休の中日なのでどうか心配していたけど
車もあまり混んでいなかった。

今日の富士山は惚れ惚れする位に、
雪をかぶって輝いていた。
この分だと今日はもしかして・・最高・?!


県営精進湖駐車場には8時前に着いた・
駐車スペースは100台。
新聞に載っていたのでもしかして
込んでいるかな・・・思っていたが
全く心配いらなかった。


河口湖、山中湖と違ってここは寂しい感じだねー
ダンナに言わせると、魚釣りの人が多いらしい。

駐車場の道路を渡った所に、トイレもある。

登り口は山田屋ホテルの横からと、パノラマ台入り口の2つ・・。少し車道をパノラマ台の反対方面に歩くと女坂峠方面登り口がある。
山頂で会った人に聞くと、女坂峠のコースが一番楽らしい。
私達が登ったこのコースは緩やかに、緩やかに・・完全に登りっぱなし。それでも急な登りは
ほとんど無くて、冬の日差しを感じながら
左手にはいつも精進湖が木々の間から見え隠れしている。


精進湖を見ながらダンナの思い出話・・♪
ダンナの実家は山梨県、中学生の頃自転車で一山超えて何度かここまで来たんだそうです。
この湖の真ん中の島でキャンプをしていたら雨がものすごく降ってきて、おじさんに怒られたって。
冬は毎年氷が張り、スケートをしに良く来たんだって・・。


この山に登ると、あ~~あそこが○西町だって・見えるんですよ実家の町が・・。
楽しい山歩きになって事でしょう~♪

40分も歩くと尾根道に出るここを左に進んでパノラマ台まで行く・15分も歩くと・
わぁ~~~素晴らしい富士山が・・・の声が出るはずだったのに・・。今日も涙・・

この厚い雲はいくら待っても晴れないだろう・・。
でも又来たいね。
絶対素晴らしいよ・・。雪のある時に・・ここだけに来ようよ・・。

仕方なくパノラマ台をあとにして、分岐に戻りここから三方分山に向かう・。

アップダウンを何度か繰り返してすすむ、疲れたなぁ~と思う頃に登りになったり
下りになったりで、体調も快調ってところです。
なんと、上から自転車で降りてくるおじさん発見・・
「昨日が良かったんですよ、富士山が・・・」
あ~~又その言葉。。確か先週も聞いたような気がする。。

多分この山が山頂だろうと思う所に着いたが
全く表示がない、勿論展望もない。
(・-・)ん?やっぱり違うのか・??
1組のグループがシートを広げているが・・
先に進んでみると
そこから下った所に精進峠があった。
ここからもう一がんばりで三方分山。

パノラマ台から意外に時間がかかってる、相変わらず富士山は雲の中。
陽は出ているんだけどなぁ~・・
その陽が、山の紅葉も綺麗に見せている。
ここの山は開けた場所が無くて殆ど木々の間から眺めるだけだ。

やっと人の声がして山頂らしい雰囲気の場所になった。


この山頂は富士山がしっかり見えるようになっている。
でもまだ雲が・・・と思っているとなんと雲が・・・。

嬉しさのあまり、ノンビリしておにぎりタイムにした。

女坂峠に下ろうかどうしようか迷った末に、精進峠から山田屋ホテルの横に下る事にした。
この道は下りっぱなしで駐車場まで行く。
途中で登りのおじさんに逢ったけど・・辛そうだった。
ここを登りに使うにはきつすぎると思います・・あくまでも私のレベルですが・・・
全く展望もない林の中を、落ち葉のカサカサとする足音だけを楽しみながら
空を見上げたり、少なくなった紅葉を愛でながら・・。


子抱き富士




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