塔ノ岳(1490mから丹沢(1587m)




2009

12月 6日(日)
晴れ


大倉登山口(7.50)見晴茶屋(8.40)駒止茶屋(9.20)堀山の家(9.40)花立(10.35)塔ノ岳(11.20)

塔ノ岳(11.30)丹沢山(12.30)・・丹沢山(12.45)塔ノ岳(13.45)

塔ノ岳(14.15)・・・駐車場(14.35)


早いもので今年も残す所1ヶ月もなくなってきました。

前回富士山に行った時「今年の忘年山行は丹沢にしますか?」
reiさんとそんな約束をしてから何時にしようか考えていたけどあまり押し詰まってからよりも・・と言う事で今日に決めた・。
天気予報は傘マークや曇りマークでもしかしてダメかな・・なんて思っていたらビックリするように晴れマークだけの今日を迎えた。。

reiさんは丹沢でビューです・・。
こんな素晴らしい好天で超美人の富士山にも会えました。。

7時30分過ぎ、渋沢駅で電車から降りてくる人たちがザックを背負ってバスの停留所に流れてくる中
reiさんを発見・・遠路お疲れ様!

今日の好天でたくさんの人たちが大倉から入山しそうですよ。

バス停そばの公共駐車場は時間にならないと開いていない為 仕方なく一寸先までいって林道に路駐です。
そこからすぐに登山道に入る。

歩きやすい緩やかの登りが暫く続きます。
今年は4度目ですね・・なんて言いながらおしゃべりに花が咲き・・
黒戸尾根、裏妙義、富士山・そして今回。。
今年も思い出の山にたくさん行けました・・。

ヒノキの林の中は展望もありませんがそれでもゆっくりと、気持ちよく歩けます。
これから続く大倉尾根・通称バカ尾根の為の準備運動のつもりで・。

このルートは一度tunaちゃんと一緒に下ったことはあるのですが今回登りは初めての体験です。。

20分も歩くと「観音茶屋」、そこを過ぎて間もなく分岐がある・・

700mで合流するとの事だったので「パノラマ台方面」に進んだけど・・
ここから塔ノ岳5.2km、大倉バス停1.8kmの表示。

紅葉もすでに終わってしまって1〜2本の木だけが少しだけ色づいていた・・
登山道はたくさんのもみじの枯葉がが降り積もっている・・。

歩き出しから40分「大倉高原山の家」が・・


蛇口から勢いよく清水が流れっぱなしになっている・家の水道なら駆け寄って栓を締めたいようだけど(笑)
御1人20円支払って御使用下さい。・と書かれてる・・
今回はパスしちゃいました・・飲んでみればよかったな・・。

間もなく先程の道と合流する・

気持ちのいい尾根で・・こんなばかりならいいんだけどなぁ〜♪



合流して間もなく「見晴らし茶屋」
綺麗な小屋でしたよ、テラスもあって・・。

ここまでは殆ど急な上りはありません・・
この小屋を過ぎるといよいよ登りが・・


それでも次期にこんな道も・・

こんな道、本当に気持ちいいんですよね。




見晴らし小屋から40分位で「駒止茶屋」
帰りは閉まってました・・。

前回ここを下った時は何処の小屋も閉まっていてあまり思いでもなく通り過ぎて・・
こんなに小屋があったのさえ解りませんでした。

登ってきながら何処の小屋の方々も「いってらっしゃ〜い」と元気よく言ってくださって
丹沢っていろんな事がいい所だな・・そう思いました・。



このあたりの木々の間から表尾根の稜線が見えます・・。
まだまだ向こうが高いです・・まだまだこれからです・・。

平坦な道が続きやがて道は少し下り気味になり、登り返すと「堀山の家」が・・
ここでトイレ休憩・・そして一休み。。

堀山の家を過ぎるといよいよ急な登りが始まります、
これからがいよいよバカ尾根の本番のようです・・。
ここから花立山荘を過ぎて金冷やしの手前まで、大倉尾根で最も長い急坂が始まります。
天神尾根分岐の先で一度平坦になりますが、花立山荘まで一気に高度を稼ぎます。

それでもこんな素晴らしい景色が元気をくれます・・。


振り返ると海だよ〜♪ そして大きな富士山が・・美人でしょう〜♪


限りなく続きそうな階段が・・・
何処まで続くのか・・



登りきると花立山荘。
とっても眺めが良くて

小屋の前は広く、見晴らしは抜群



ここからの富士山も最高ですよ。。

一寸だけ休憩・・。

花立山荘を過ぎると間もなく花立
ここがこの尾根で一番の見晴らしがいいところらしい・。


ここまで来ると・・いいですよ。。
仰ぐと塔ノ岳・振り返ると海も・富士山も・・絶景絶景〜(*`▽´*)

花立からやせ尾根を下り、更に進むと、金冷シ・・鍋割からの分岐です。。

その先をまだまだ登りは続く・登りきってやっと塔ノ岳山頂(11.20)〜着いた・・・♪

塔ノ岳山頂からの展望は最高でした。箱根、愛鷹山、富士山、南アルプス、北岳も。


多くの登山者や鹿がいた・。


この鹿は飼われてるのかと思うほど全く人を恐がらない・・岩の陰からヌッ〜っと出てくるとビックリする。
人の食べ残しで生きてるんだろうな・もしかして食べ物もあげてる人もあるかもし知れない・・



さて・・どうするか?
今日は最悪のコンデションの隊長は「今日はここで待ってるから丹沢山に行ってきて・・」と言う・・。
reiさんは私も丹沢山は次でもいいからここまででいいよとも言う・・。

帰ってから調べた所によると丹沢山のルートは下記による・・

  • 大倉 -大倉尾根-塔ノ岳ー丹沢山(約4時間)
  • 宮ヶ瀬 ―高畑山−丹沢三峰−丹沢山(約6時間)
  • 塩水橋-天王寺尾根−丹沢山(約3時間30分)
  • ヤビツ峠-表尾根−塔ノ岳ー丹沢山(約5時間)
  • 西丹沢自然教室 - ツツジ新道 ―檜洞丸-臼ヶ岳-蛭ヶ岳ー丹沢山 (約7時間)

丹沢山に行くにはとても厄介らしい・ここまで来て1時間で行けるなら行ってみようと言う事になり
reiさんと二人でいくことにした・。

その2時間を夫は富士山とお留守番です・・。


あの一番先が丹沢山(塔ノ岳から写)

塔ノ岳から一気に長い下りになる・・下りながら思うのは「これを登らないと帰ってこれないのが辛い」・・と。


あちらこちら大分道も崩れたりして歩きにくい所もありました。
立ち枯れの木があったりして・自然が壊されていく感じも否めませんねー。

やはりこちらも階段が多いです・・。




こうして歩いている時はなんと歩きにくい所かとか、幅の合わない階段だ・・とか思いながら歩いていたけど
後で写真を見るとこれを整備していただいてる方のご苦労は大変なものなのでしょうねー
それだけ丹沢はこの階段がないと歩けないと言う事なのでしょうね。

アップダウンが続く道では歩きながら足がつっちゃいました・・何度も・・
私はいつも長丁場の時は歩きながら足がつるんですよね・何ででしょうか?
やはり水分不足なのかな・・?



きっかり1時間で到着

もともと、丹沢山とは丹沢中央部に連なる山々の総称であったが、三角点が設置され、
その仮称として丹沢山と名付けられたのがそのまま現在へと至り、一峰の山名となっている。
しかし、深田久弥の日本百名山を選んだ丹沢山とはこの山塊中の一峰ではなく、
丹沢中央部に連なる山々の総称であるとされている。


やはり丹沢山より塔ノ岳が人気が大でしょうね。
ここでランチでも良かったけど夫を待たせているので少しだけ休憩して
塔ノ岳に戻ります・・。

reiさんにも気を使わせちゃって申し訳なかったです。。


階段ばかりでなくこんな気持ちのいいところもあるんです・。

だから丹沢って人気があるんでしょうね・・


塔ノ岳まではやはり1時間かかりました。
お待たせ〜!!

塔ノ岳でランチを食べて後は下るのみ・・。

目の前の富士山をおかずとは贅沢すぎます・。

下りの方が神経を使います・・
小屋も下る時間は閉まってる所もありましたが
開いていた小屋の方は人が通るたびに「お疲れ様でした」と声を掛けてくださって・・・
丹沢大好きになりました・・
問題は・・ヒルだけ・・。


大倉尾根は、一本調子の登りしかないので通称バカ尾根と呼ばれていますが
疲れた頃に丁度よく山小屋があって気持ちが楽になります・・。
休むタイミングも取れてなかなか歩きやすいのではないでしょうか?
reiさんはこんな階段ばかりの山は初めてだと言われてましたが
それはとても辛く感じました・でももう一度行ってもいいかな塔ノ岳までなら・・・なんて思いましたよ・。

今年もいろんな経験が出来て登山の一年が終わります・・。
無事事故もなくすごせたことが何よりでした・・。
又来年も楽しく歩く事ができたら最高です・・



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