八ヶ岳「天狗岳」(2,646m)

2003.9.28

唐沢鉱泉(7時30分)〜第一展望台(9時)〜第二展望台(9時30分)〜西天狗岳(10時15分〜10時40分)〜
東天狗岳(10時55分〜11時25分)〜黒百合平(12時20分)〜黒百合ヒュッテ(12時35分)〜唐沢鉱泉(14時25分着)


最近、夫婦の会話もなく、山の予定もなく・・・・
ダラダラと過ごす毎日。

世の中は「行楽の秋だなぁー」なんて思いながら
澄み切った運動会日和の青空を眺めながらの土曜出勤日。

仕事を終えて食事も済ませノンビリしていると、
「明日どうするの??」「どうするって何が・・???」
こんな調子の夫婦の会話・・。

「山に行く・??」

そんな訳で何の準備もないまま当日に・・・。
朝4時出発の予定が25分遅れて・・・。
行き先は「天狗岳」コースも何も私は判らない。
出掛ける前に慌てて、ROCKYさんの昨日行ったレポートを印刷して持つ。

いつものコンビニで、おにぎりやら・お菓子やら・朝ご飯やら・・・買い込んで出発。

相模湖ICから小淵沢ICまで。。小淵沢を下りてから最近行った赤岳と殆ど同じ道を行き、
美濃戸登山口で左に進み、唐沢鉱泉まで。この辺りからすごい霧で前が全然見えない。
三井の森の分譲地を過ぎてノロノロ運転をしながら進んでも、
対向車が来るのさえも判ら無いほどの霧・この霧は果たして晴れるのか・・・
今年はなんだか、お天気にイマイチ恵まれてない。

準備をして、7時半に歩き出す。
しゃくなげ橋を越えて・・今回はROCKYさんと全く同じコースなので
安心してタイムを確認しながら進む。
ROCKYさん・・ありがとう〜〜〜〜

登りはじめから歩きにくいなぁー
ゴツゴツな岩だらけの苔生した道を時間をかけながら進む。。
この道ってあまり歩かれないのかな・?
人には全く会わないし、足跡も余り無いし・・。
霧に追われながら歩く。

今日は一日こんな天気??チョット気が重く・・・・
ROCKYさんのレポートによると登り始めて1時間で第一展望台。

う〜〜ん私達は・・随分遅れてるなぁ〜9時着。
何も見えないよ・・・。

休みも取らず、第2展望台に期待して進む

第2展望台・・9時半着。
なんか晴れそうな予感が・・青い空が見えてきた・

お〜〜西天狗岳が見えてきたよ。感動・・高いなぁ〜〜。
ちょっとの間に、霧が出たり、晴れたり・・・。
これだけ見えれば、良しとして。

誰もいないという事は、こんな時とても良い・・・。
二人だけでノンビリとおにぎりを食べちゃった(笑)
ここまで来れば焦らなくても良いかぁ〜って感じで、晴れるのを待つ。


10時15分西天狗山頂着。

ここに来ても晴れ間と霧の追っかけっこ。
しばらく休んでいると、東天狗、根石岳など見える。
遠くの山はやっぱり今日はダメだわ・
何組かの登山者もいたが、いつの間にか私達だけ・・。


たった一つのコイワカガミをみっけ〜♪

ここから又、岩だらけの道を登る。
いよいよ東天狗岳到着


山頂は3組の人達だけでそれ程混雑もしていない。
今過ぎてきた西天狗岳を見ながらノンビリして、ダラ〜っとして。。



ここから中山峠に下る・・と思っていたのに、分岐を見逃して〜
分岐の所に休憩中のお兄さんが居て、「こんにちわ〜〜〜」って言っていたら
知らない間に黒百合平方面に下ってしまった。

一面岩だらけ・・それにしても凄い所で・・・足が挟まれたり、ぶつけたり・・
足下を見て進むとコースを外れたり、結構大変!!

振り返ると二つの天狗岳がどっしりと見える。
前回の赤岳と今回の天狗岳・・八ヶ岳大好きになりそうです(笑)

黒百合平までずっとこんな調子。
すりばち池に到着ほっとして一休み。。
ここから黒百合ヒュッテはすぐそこ、後5分。

黒百合ヒュッテでチョット休んで唐沢鉱泉まで頑張って帰ります。

ROCKYさんのレポートにある様に、とても大変でした。
苔の生えた石の上を滑らない様にゆっくりゆっくり
歩くんだけど・・2回も滑った。。

ここも歩く人が少ないのかなぁ〜〜。
なんだか廃道のような感じがするけど・・。
でも自然がしっかり残っている登山道で、荒らされていないこの道が
これが良い所なのかも知れない・
ずっと、ずっと続くこの緊張歩きがスゴ〜ク疲れちゃって・・。
足腰を鍛えなくっちゃいけないなぁ〜〜と実感する今日この頃でした。。



この苔にとても感動している女性にあった。
「これが北八つのいい所なんですよ・・・」
う〜〜ん、なるほど(*^ ^* )V

所々に赤や黄色の鮮やかな色が・・山は随分秋の気配になってきていた。




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