あの高嶺の頂に・

北岳(3,193m)・間ノ岳(3,169m)

 晴れ

コース 

(7/20)広河原(6.05)→二俣(8.25)→八本歯のコル→北岳山荘(13.30)泊
(7/21)北岳山荘(4.25)→間ノ岳山頂(6.10-6.25))→北岳山荘(7.45-8.30)   
→北岳(9.50-10.30)→肩の小屋(10.45-11.00)→広河原(15.00)

2日目(2008.7.21)



北岳に行く目的は雲海に浮かぶ富士山が見たかったのが1番だったのです・。
晴れて欲しい、富士山が見えることを祈って朝を迎えた・・。

小屋の屋根越しに雲海に浮かぶ富士山
思っていた通りサイコーです。




昨夜はいつもの事ながら熟睡出来ずに
うつらうつらとしたまま朝を迎えた。
よくこれで行動が出来ることだと我ながら感心・・。

間の岳にはサブザックでアタック。
今日も一日素晴らしい天気になりそうな予感が・・・
コースタイムは1.40の登り・・。

写真を撮ったりしていたら出発予定過ぎてしまった。。
4.20出発

寒い・・フリースを着込み手袋をする・・。
段々明けていく空に感動!!

お花畑があちらこちらで広がりこの時期に来れた事を喜ぶ。
こんな中でもし毎日暮らせたら
アルプスの少女ハイジの様な汚れのない清い心の私で居られそう・・(笑)
まずは緩やかに登って中白根山につく。
中白根山から見る北岳山荘と北岳

富士山は勿論、中央アルプス、仙丈ヶ岳、甲斐駒、そして槍までも・・。
雲海に浮かんだこの山並みをグルッと見回して感動。。

先に行く隊長は全然見えなくなってしまって
それならそれで私達もゆっくりとお花を楽しみながら・・
まだまだ元気です・・背中は軽いしまだ朝だし・・・えへへ

中央アルプス 甲斐駒が岳(後に)
仙丈が岳 槍・穂(後に)
危険な所もなくひたすら登り歩き・・
傾斜を増した岩稜地帯を歩いてそして間の岳

ヤッタァ〜〜
間ノ岳(3189m)は日本第四位の標高

ここからの富士山も良いねー

今日は日差しが凄くつよい・・
朝だからと日焼け止めを塗ってこなかったのを後悔・・。
この僅かな時間だけで顔は真っ赤になってしまった・

暫く展望を楽しんだあと下山・・
山荘に着いたのは7時45分。。

実は時間が全然解りません・・。

時計を使わない私達は今まですべて携帯で時間を見てきたけれど
全員の携帯は使えなくなってしまったのです・・。
誰一人時間が解らないまま今日一日を過ごします・・。
少し反省。。。

北岳山荘の鐘と

山荘でテントの撤収をする人朝食を作る人・・分担して荷物をまとめ
予定通り8時半山荘を出発します。

ここからいよいよあの北岳に・・・
見るからにきつそうで・大丈夫かちと心配。

背中のザックは昨日にも増して重い・・
食料は減ったはずなのに何故か昨日より膨らんでいる。

今日は昨日よりか早い時間からガスが上がってきてる。


小屋を背にして・・・「がんばるぞ!!!」

今日の下りではもしかしたらの出合を期待して・

シジュウカラ隊が今日北岳をアタックするのだ。
本当は私達と同じ日を予定していたけどあまりにも混みそうなので日をずらしたらしい・
携帯が繋がらないので全くお互いのルートが判らない・・
会えることを期待して下ります・

荷物って背負ってるとなんだか重たく無くなるねー」
「エエッー」
tunaちゃんなんとたくましい言葉が・・・
思わず振り返っちゃいましたよ・・・

元気いっぱいのtunaちゃん・

「先行くよー」の隊長は相変わらず元気だなぁ〜♪
頑張る意気込みはピカイチだけどなんとも足が進まないぞ。
それでもいつかはきっと着く・・そう思ってひたすら歩く。
コースタイム1時間15分。


最近高山病らしい状態が続く為こんなものを使ってみた。
(アンメルツと同じ位)小さいので便利。
これが効いたかは判らないが苦しまなく歩けた。





やっと立てました・
日本第2位の標高の北岳
3193mの頂上に立てるなんて夢にも思っていなかった。



涙が出そうになった・・!
また来る事は出来るんだろうか?

みんなに感謝



北岳肩ノ小屋はすぐ・・。


こんな鳥も・・



大樺沢二俣から長い長い下り
こんなお花畑も・・そして広河原に着いたのは3時丁度。

素晴らしい夏山第一弾でした。。

写真ばかりのレポ・・見てくれてありがとう・・
一緒に感動してもらえたら嬉しいな。


一日目



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