しゃくなげ荘(5.15)・・・・・燕岳登山口(6:30)〜合戦小屋(9.00)〜燕山荘(10.40)〜燕岳


2003.08.11〜8/13

前日の12時に自宅を出発して、しゃくなげ荘(町営)からの始発乗合バスで中房温泉まで行きます。
しゃくなげ荘の駐車場は無料で駐車できます。
この乗合バスは、穂高駅からは何年か前から出ていましたが、しゃくなげ荘からの出発は
今年から始まったそうです。
もしこのバスを御利用になりたい方は、こちらを参考に・・・。


20人程の老若男女を乗せたバスは、予定通り5時15分にしゃくなげ荘を出発した。
朝陽が輝き、今日一日がきっと楽しい一日になる事に期待している人達は、わりと無口で
静かな車内のまま1時間もかからずに、燕岳登山口の中房温泉に到着した。
登山届を出し、トイレも済ませ、準備運動もしっかりと・・・いざ北アルプスの3大急登に出発・。。


雲行きが怪しくなってきた、登り始めてから全く太陽は
隠れてしまった。
出発前にたくさんの人のレポートを参考にさせて貰った。
3大急登といっても、要所要所のベンチがあり
意外に楽そうな感じで皆さんのレポートは書いてあった。

ところが・・・・。
いきなりの急登に思わずドッキリ。
夕べ殆ど眠る事が出来なかった私達には
とても辛かった。
第一ベンチを過ぎ、第2ベンチを過ぎ
第3ベンチから富士見ベンチまでの上りは
「ツラ〜イ!!」

丸太のはしごと、歩幅の合わない岩だらけの道、
そしてガスが出てしまい、展望もなく・・・・
ザックカバーだけをして歩き出しても、やはり合羽も必要だと判断し
合羽を着だす始末。予報を信じていたのに〜〜

それでも目指すは、合戦小屋の「スイカ」と「味噌煮込みうどん」。。

美味しそうでしょう・・800円 こちらも美味・・900円

何故こんなに食べ物は元気をくれちゃうのだろうか??
美味しくてすっかり身体も回復!!

             

ここから1時間・・燕山荘を目指して頑張るゾ〜〜
このあたりからたくさんの花たちが、癒してくれる。

汗と、ガスでなんだかびしょ濡れ。
最後の登りを頑張り・・やっと燕山荘着(10時40分)

個室も空いてるという事なので、そちらにお願いした。
この小屋の個室は、意外に広く天井も普通に高く・・テーブルまであって。
何しろビックリしたのは、ピタッと糊のきいたシーツに羽毛布団が有った事。
これは最高級の個室かもしれない・・でも他は白馬山荘しか知らないのだけどねー。


着替えをしたりウロウロしたりして、待望のケーキセット、生ビール。

ケーキセット ビールとウインナ(もうすでに飲んでる(笑)

暫く休んで・・どうしようかなぁ〜燕岳・・??
明日にしようか・??
予報を見ると明日も雨・・・。明日も雨なら、今日行く事にしようー
乾燥室で乾かしていた雨具を、もう一度着込みガスだらけの山頂を目指して歩き出す。

オッ・・雷鳥の親子だ。。
オーナーの話しによると、雷鳥のグループが3組いるらしい、
私たちが見たのは、燕山荘と燕岳の丁度真ん中くらいに
巣をかまえているらしい。子供が4羽連れている。

これは親鳥
結構太ってるよね。

下はイルカ岩と山頂。
大きくなります。。
一瞬のガスの
切れ間から見えた燕岳
遠くに見える燕山荘・・
赤い屋根が見えますか?

一日中見せてくれなくてもいい、一瞬だけでも素晴らしい北アルプスの山並みが見たい・・。
その時にガスが切れ、山並みが見えた、今日はこれで満足・・(*^ ^* )V
小屋に戻って、夕食。。今日は鯖でした。

なかなか美味しいよ、いつも思うのだけど、山の上でこんなに暖かいご飯が食べれるなんて幸せだと・。
そして、いつでも飲めるように温かい麦茶がフロントに置いてあり、湯飲みに頂いて部屋に戻る。
間もなく外が騒がしい・・。

なんと北アルプスの舞台の、カーテンが開いたのです。
大感動でした、夕暮れで薄暗い舞台のカーテンが・・・

槍と燕岳


夜7時からオーナー赤沼健至氏のアルペンホルンの演奏と、とても楽しく為になるお話しをうかがって
明日の常念への想いを込めてヾ(´○` )お♪( ´▽`)や♪(´ε` )す♪( ´θ`)ノみ♪ です


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