しゃくなげ荘(5.15)・・・・・燕岳登山口(6:30)〜合戦小屋(9.00)〜燕山荘(10.40)〜燕岳 |
前日の12時に自宅を出発して、しゃくなげ荘(町営)からの始発乗合バスで中房温泉まで行きます。
しゃくなげ荘の駐車場は無料で駐車できます。
この乗合バスは、穂高駅からは何年か前から出ていましたが、しゃくなげ荘からの出発は
今年から始まったそうです。
もしこのバスを御利用になりたい方は、こちらを参考に・・・。
20人程の老若男女を乗せたバスは、予定通り5時15分にしゃくなげ荘を出発した。
朝陽が輝き、今日一日がきっと楽しい一日になる事に期待している人達は、わりと無口で
静かな車内のまま1時間もかからずに、燕岳登山口の中房温泉に到着した。
登山届を出し、トイレも済ませ、準備運動もしっかりと・・・いざ北アルプスの3大急登に出発・。。
雲行きが怪しくなってきた、登り始めてから全く太陽は 隠れてしまった。 出発前にたくさんの人のレポートを参考にさせて貰った。 3大急登といっても、要所要所のベンチがあり 意外に楽そうな感じで皆さんのレポートは書いてあった。 ところが・・・・。 いきなりの急登に思わずドッキリ。 夕べ殆ど眠る事が出来なかった私達には とても辛かった。 第一ベンチを過ぎ、第2ベンチを過ぎ 第3ベンチから富士見ベンチまでの上りは 「ツラ〜イ!!」 |
丸太のはしごと、歩幅の合わない岩だらけの道、
そしてガスが出てしまい、展望もなく・・・・
ザックカバーだけをして歩き出しても、やはり合羽も必要だと判断し
合羽を着だす始末。予報を信じていたのに〜〜
それでも目指すは、合戦小屋の「スイカ」と「味噌煮込みうどん」。。
美味しそうでしょう・・800円 | こちらも美味・・900円 |
何故こんなに食べ物は元気をくれちゃうのだろうか??
美味しくてすっかり身体も回復!!
ここから1時間・・燕山荘を目指して頑張るゾ〜〜
このあたりからたくさんの花たちが、癒してくれる。
汗と、ガスでなんだかびしょ濡れ。
最後の登りを頑張り・・やっと燕山荘着(10時40分)
個室も空いてるという事なので、そちらにお願いした。
この小屋の個室は、意外に広く天井も普通に高く・・テーブルまであって。
何しろビックリしたのは、ピタッと糊のきいたシーツに羽毛布団が有った事。
これは最高級の個室かもしれない・・でも他は白馬山荘しか知らないのだけどねー。
着替えをしたりウロウロしたりして、待望のケーキセット、生ビール。
ケーキセット | ビールとウインナ(もうすでに飲んでる(笑) |
暫く休んで・・どうしようかなぁ〜燕岳・・??
明日にしようか・??
予報を見ると明日も雨・・・。明日も雨なら、今日行く事にしようー
乾燥室で乾かしていた雨具を、もう一度着込みガスだらけの山頂を目指して歩き出す。
オッ・・雷鳥の親子だ。。 オーナーの話しによると、雷鳥のグループが3組いるらしい、 私たちが見たのは、燕山荘と燕岳の丁度真ん中くらいに 巣をかまえているらしい。子供が4羽連れている。 これは親鳥 結構太ってるよね。 下はイルカ岩と山頂。 |
|
大きくなります。。 一瞬のガスの 切れ間から見えた燕岳 |
|
一日中見せてくれなくてもいい、一瞬だけでも素晴らしい北アルプスの山並みが見たい・・。
その時にガスが切れ、山並みが見えた、今日はこれで満足・・(*^
^* )V
小屋に戻って、夕食。。今日は鯖でした。
なかなか美味しいよ、いつも思うのだけど、山の上でこんなに暖かいご飯が食べれるなんて幸せだと・。
そして、いつでも飲めるように温かい麦茶がフロントに置いてあり、湯飲みに頂いて部屋に戻る。
間もなく外が騒がしい・・。
なんと北アルプスの舞台の、カーテンが開いたのです。
大感動でした、夕暮れで薄暗い舞台のカーテンが・・・
槍と燕岳