残雪の尾瀬
燧ケ岳と会津駒ヶ岳を楽しみました。
なんとか朝を迎え、朝食を済ませて出発です。
今朝の朝食は6時半からだけというので、予定より30分遅い出発。
お世話になった小屋の前で記念写真
これが今回のメンバーです・・。
年齢的には十分の熟年パーティですが、皆さんパワフルで、素晴らしい方々でした。
50代一人・60代4人・70代二人
筋トレのジムに通い、英語の教室・お料理・ボランティア・ハイキング・・等
皆さん普段から素敵な生活をされてるんですよね・・
やはり向上心のある方は身も心もお若いですね。
今日はアイゼンは使うかどうか・・
朝のうちだけは何とかなった雪も、日が昇るとともにグズグズ状態、とても歩きにくいです・・。
長蔵小屋(7.15)→長英新道→ミノブチ岳(10.45-11.35)→燧ケ岳(11.50-12.15)→御池(14.10)-----14.30-バス-----檜枝岐(14.50)
尾瀬沼を超え、平野家のお墓の前をを通り、長英新道に入る。
リーダーも初めて歩く道と言う事で慎重です・・。
赤テープも見当たらず、地図を読みながら、高度計を見ながらの歩きです。
今日も天気が良さそうで・楽しみ!
アオモリトドマツ・ダケカンバの樹林帯を歩き休憩。
日光白根山
ここで1/3来てるかな・・と聞くと嬉しくなる。。
雪道は本当にきつい・ましてグズグズの雪は歩き難さが何倍も。
それでも景色の素晴らしさは、やはり夏と違って格別です。
ダラダラの登りが続き、雪の照り返しで雪焼けも進みそうです。
こんな素晴らしい天気の中、青空だけの空は眩しく嬉しくなります。
実は・・今日のメンバーは、雷男と嵐を呼ぶ男がこちらにもいたようですが、女性パワーの晴れ女の実力発揮で、悪天候を吹き飛ばしたようです。
急な登りを超えると「ミノブチ岳」
ここでランチです・・
ミノブチ岳の山頂は雪もなく、岩が暖まって座ると「ホッ」っとする気分。
汗を流しながら雪の中を歩いて来ても、ジッとしているとやはり寒くなる。。
ここで「長英新道8合目」です。
日光連山の山座同定をしてもらいながら展望の良さが嬉しくなる。。
本当に本当にいい天気なんだから・・。
目の前の燧ケ岳の山頂に人影発見・・手を振ったけど、見えたかな。。
ここから30分で山頂行けるかな??
30分かからずに山頂を踏みました・・
「わ~~い燧ケ岳登ったよ」
ばんざ~い!!
バスの時間があるので、ここから御池に下って、今日から動き出したバスに乗って檜枝岐まで行きます。
この下りが大変・・。
予定通りの尻セード3~4回・・・予期せぬ尻セードが3~4回、足をちょっと踏み外しただけど滑っちゃうのです・。
踏み抜き1回・・と盛りだくさんの下りです・・。
「あれ~~~」と思うと、木の根元に吸い込まれてしまったYさん・怪我もなく良かった!!
とっさに駆け寄る男性陣の心強い事。。
この男性陣の身の軽さ、動きの良さ、頭の回転と・・何とも若い!!
山スキーの方々も何人かいて楽しんでいました。。
「わ~~~~」っと声がすると予期せぬ尻セード、わっ・・木の根元に落ちる・・・・と思うとスルッとかわして停まるⅯさん「スゴーーーイ」と思ったけど、
ご本人は明日の緊張の一つになってしまったらしい。
ズブズブの雪は、腰のあたりやザックのポケットにも雪の塊があちらこちらに・・ 滑って転んでの下りで、ズボンもシャツも濡れてしまって気持ち悪い。
時間よりも早めにバス停に着き、予定のバスで檜枝岐に・・。
バスも貸し切り状態・・中から見る景色、桜が咲き、道端にはたくさんの蕗の薹が・・なぜ採らないんだろう・・勿体ないな・・なんて思いながら。
雪の景色と山桜が一緒に見れるなんてこんな経験中々できない。
今夜もリーダーKさんの馴染みの旅館。
お風呂にゆっくり浸かって、夕方から近場を散策・・
檜枝岐は平家の落人伝説の残る村でとてもひっそりしている所でした。
村民の姓は「星」「平野」「橘」で占められる、それ以外は全て他所者との事です。
檜枝岐歌舞伎は有名で年2回の時は今年は宿も満室との事でした。
夕食は蕎麦がメインのお料理でした・なんと山椒魚の唐揚げは食べれませんでした。